はじめに
大阪でバーを開業しようと考えたとき、
「良い物件が見つかったから、すぐ契約したい!」
と思う方は少なくありません。
しかし、バー開業で最も多い失敗の一つが物件選びです。
実際に当事務所へご相談いただく中でも、
- 「契約した後に営業できないことが分かった…」
- 「深夜営業ができない物件だった…」
- 「風俗営業許可が取れない場所だった…」
というケースは珍しくありません。
近年は警察による立入調査や営業実態の確認も厳しくなっているため、契約前の確認がこれまで以上に重要になっています。
この記事では、大阪でバーを開業する際に失敗しないための物件選びのポイントを行政書士がわかりやすく解説します。
バー開業は「物件選び」で成功が決まる
バーはどこでも営業できるわけではありません。
物件によって、
- 深夜営業届が提出できるか
- 風俗営業許可が取得できるか
- 消防設備は基準を満たしているか
などが大きく変わります。
そのため、
「家賃が安いから」「立地が良いから」だけで契約するのは非常に危険です。
契約前に確認すべき6つのポイント
① 用途地域を確認する
最も重要なのが用途地域です。
営業形態によっては営業できない地域があります。
特に風俗営業許可を予定している場合は、用途地域によって許可が取得できないケースもあります。
契約前に必ず確認しましょう。
② オーナーの承諾を確認する
契約書には、
「バー営業不可」
「深夜営業禁止」
などの特約が記載されている場合があります。
また、口頭で「大丈夫」と言われても、契約内容が優先されるため注意が必要です。
③ 前テナントを確認する
以前バーだったからといって安心はできません。
営業内容が異なれば必要な許可も変わります。
「前のお店が営業していたから大丈夫」
という考え方は危険です。
④ 消防設備・内装を確認する
消防設備が基準を満たしていない場合、
工事費が数十万円〜数百万円かかることもあります。
また、
- 非常口
- 誘導灯
- 消火器
- 自動火災報知設備
などの確認も重要です。
⑤ 深夜営業・風俗営業のどちらになるか確認する
バーだから深夜営業届だけとは限りません。
営業内容によっては風俗営業許可が必要になります。
例えば、
- お客様の隣に座る
- カラオケでデュエットする
- 継続的な接待
などは風俗営業許可が必要になる可能性があります。
⑥ 開業スケジュールを逆算する
物件契約後には、
- 内装工事
- 飲食店営業許可
- 深夜営業届
- 風俗営業許可
など多くの手続きがあります。
オープン日から逆算して余裕のあるスケジュールを立てましょう。
よくある失敗例
実際によくあるのが、
- 契約後に営業できないことが判明した
- 用途地域が原因で風俗営業許可が取れなかった
- 消防設備の追加工事で予算オーバー
- オープン日に間に合わなかった
というケースです。
これらの多くは、契約前の確認で防ぐことができます。
物件契約前に行政書士へ相談するメリット
物件契約前に相談いただくことで、
- 用途地域の確認
- 必要な許可の判断
- 深夜営業届か風俗営業許可かの診断
- 開業スケジュールの確認
などを事前に確認できます。
「契約してから相談する」のではなく、
「契約する前に相談する」
ことが、結果的に時間も費用も節約できます。
よくある質問
Q. 不動産会社が大丈夫と言えば安心ですか?
必ずしも安心とは言えません。
不動産会社は物件の仲介が専門であり、営業許可や風営法の判断までは行わないケースがほとんどです。
Q. 居抜き物件ならそのまま営業できますか?
いいえ。
前の店舗が営業できていたとしても、現在の営業内容や法令に適合しているかは別問題です。
必ず個別に確認しましょう。
Q. 契約後でも相談できますか?
可能ですが、契約後では選択肢が限られる場合があります。
できるだけ契約前のご相談をおすすめします。
まとめ
バー開業で最も重要なのは、物件を契約する前の確認です。
家賃や立地だけで判断すると、営業できない物件を契約してしまうリスクがあります。
特に大阪では、近年、風営法に関する立入調査や営業実態の確認が厳しくなっています。
「前のお店も営業していたから大丈夫」
「不動産会社が問題ないと言っていたから安心」
という自己判断は避け、営業形態に合った許可を事前に確認することが重要です。
当事務所では、
- 物件調査
- 用途地域の確認
- 飲食店営業許可
- 深夜営業届
- 風俗営業許可
までワンストップでサポートしております。
また、
「あなたのお店は深夜営業届で営業できるのか、それとも風俗営業許可が必要なのか」
無料診断も行っておりますので、お気軽にご相談ください。
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